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童話を書いたよ!!

「強いリーダー」 

            どらぽん

犬のむれがありました。

むれには、リーダーの犬がいました。

とても勇気と知恵のある犬でした。

そのむれも、より大きな強いむれとの、なわばり争いになりました。

大きなむれのリーダーは、小さなむれのリーダー

よりも、小物でしたが、それは大きくて、数が多いむれなので、

小さいむれは、いつも負けてばかりで、なわばりはどんどん減っていきました。

小さなむれの犬たちは、大きなむれに入っていき、元の小さいむれの、

なかまたちを、攻撃をしかけてきました。

元のなかまに、かみつかれて、泣いているなかまに対して、小さなむれの

リーダーは小さくほえて、悲しみ、怒りを見せて、ええいくそ!!

とばかりに、最後の決戦の時を知りました。

小さなむれのリーダーは、死ぬ覚悟を決めたのでした。

小さなむれのなかまたちは、リーダーの覚悟を知って、やっぱり小さくなきました。

それからです。必死の攻撃を小さなむれは、しかけていきました。

まさに、きりのひとつき、もみにもんで、急襲攻撃には、大きなむれも、

おどろきあわてて、よろめきたおれ、にげににげだすしまつ。

大きなむれのリーダーを小さなむれのリーダーが、追い詰めていきます。

それから、小さなむれのリーダー犬が、大きなむれのリーダー犬にかみつくと、

大きなむれのリーダーはキャインと吠えて、負けをみとめて、逃げていきました。

小さなむれのリーダーが勝ち、勇気を示すと、大きなむれのリーダー犬が小物で、

小心であることは明らかで、戦いのあと、大きなむれの犬たちは、小さなむれのリーダー

にゆるしを願い。ゆるされて、小さいむれにいれてもらいました。

いちやにして、小さいむれは大きなむれになり、大きなむれはなくなりました。

小さなむれのリーダーは大きなむれのリーダーになり、勇気と知恵のあるリーダー犬は、

むれの犬たちを支配し、むれの内の争いは少なく、平和であって、なわばりも守られて、

しあわせな時代が長くずっと続いたということです。

                      おしまい

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